cube juice
9年くらい前かな・・・一時期日本のインディーズアーティストばかり聞いていたときがありました。当時は今のようにmy spaceとかlast.fmとかなかった(ですよね?)ので、探す方法はと言えばCD屋に言って気になるジャケットを片っ端から買うという・・・。cube juiceはその過程で見つけたアーティストで、その後メジャー・マイナー関係なく一番好きなアーティストになりました。cube juiceの音楽はとにかく歌詞が良かったです。音楽を聞いていて、日本語の曲だとやっぱり歌詞が頭に入ってくるし、曲は良いのに言葉回しがちょっとなぁって思うことが多々あるんですけど、cube juiceの歌詞は・・・なんていうか、日本語の歌って良いなぁって思える、そんな曲でした。
インディーズ時代の2枚のミニアルバムdemo tracks 1・2を聞いて、これはやばいぞ、と思い毎日聞いてました。あまりに好きになりすぎて本人にメールをしてしまうくらいに。なんと、返事が返ってきたんです!ちなみに上の曲「星のかけら」はそのdemo tracksに入っている曲で、メジャーデビューした後にリメイクされたものです。当時はボーカル部分にエフェクトはなかったです。あるときcube juiceがメジャーデビューすることが決まって、僕としては嬉しいというよりは音楽が変わってしまうんじゃないかっていう心配が大きかったです(若かったんですね)。それで、cube juiceにメールをしました。メジャーでも、自分らしい曲を作ってくださいって。そしたら「そのつもりだし、もし自分の好きな曲が作れなくなったらまたインディーズに戻ります」って。なんだか、すごく嬉しかったですね。実際メジャーに移ってcube juiceの音楽は変わったのか変わらなかったのか・・・・結論から言うとすごく変わりました。と思います。でもそれはメジャーだからというわけではなく、自然な流れで、きっとcube juiceはこういう音楽を目指していたのかな、そう思える音楽でした。
これはメジャー後の曲。PVはTGB designだったかな。そのあたりはやっぱメジャーだからこそだなーって思ってました。今はどうなんでしょうね・・・メジャー・インディーズの垣根ってないような気がするし。他にもシングルで出された曲はTGB designがPVを作っていて、海外でも評価が高かったんですよね。確かresfestで受賞してたり。ジャーに移って少しずつ音楽が変わっていって、でもなんとなくこのTGB designのPVが僕の中のcube juiceのイメージと違ったんですよね・・・。それで少しずつ聞かなくなっていきました。今思えばバカバカしい話ですが。
それでもブログは時々チェックしていたのですが、去年の夏、「一つだけ言えるのは今後CJの音楽活動の予定は一切ありません。」という内容のエントリーがありました。それがcube juice名義だけのことなのかどうかはわからないけど、メジャーデビューするときにもらったメールが頭を過ぎりました。別のことに興味があるらしいから、ちょっとお休みなのかな。どちらにしても腕もセンスもある人なのでまた音楽を作って欲しいなって思います。
9年くらい前はデザインとかグラフィックスとかそういうものに興味を持ち始めた自分にとって大きなターニングポイントになったあたりで、demo tracksに入っていた曲の歌詞がそんな自分にストレートに入ってきました。「退屈で死ねるもんか!」とか、なんだか頑張ろうって思えました。歌の歌詞に共感したり、きっと今は廃れてしまったからないんだろうな・・・でも今のイラストに対する想いってあのときとそんなに変わってないような気がするし、自分にとってとても意味のあるアーティストだと思います。と、iTunesでcube juiceがかかりいろいろと思い出しちゃいました。うーん、頑張ろう!