メアリー・ブレア展
メアリー・ブレア展と伊藤公象展を見に東京都現代美術館(以下MOT)に行ってきました。
清澄白河駅で降りてMOTに向かうのですが、徒歩9分、その道すがら深川かかしコンクールというものが行われていて、歩道に沿ってたくさんの案山子が並んでいました。これが意外と面白くて、なんて言いますかツッコミどころ満載でとても楽しめました。
一応、左からトトロ・悟空・バカボンです。悟空の名札には「おら孫悟空だ」って書いてありました。全部を見たわけではないのですが、かなりの数の案山子が立っていて、いくつくらいかな・・・100体くらいあるのかな・・・。こういった定番のアニメもの以外に、毎年その年に流行ったものが作られるようで、今年はオードリー春日やウサイン・ボルトなども。歩いている人はけっこういたのですが、全く見向きもせず素通りする人も多く、寂しく立っている案山子がまたシュールでそれも良かったです。

さて、MOTについてまずメアリー・ブレア展を見たのですが、今回は正直言いまして何か現代美術が見たい!と思っていたのでメアリー・ブレア展はついでに見ておこうかなって程度だったのですが、想像以上に良かったです。イラストレーターという立場で見たときにすごく勉強になるというか、刺激を受ける展示でした。構成の中での色の使い方が本当に上手くて、ここの緑の使い方すごいなぁ・・・とか、ここにこの色使うとは・・・とか、今まで構図を考えるときに色のバランスを無視してきたわけではないけど、こんなにも効果的に色を使うことができるんだな、と目から鱗の連続でした。
だから今回のメアリー・ブレア展で一番強く思ったのが、イラストレーターやデザイナーなどそういった人たちは時間を作って是非見に行くべきだなーということです。作品自体もディズニー作品のイメージ画なんかはとてもカワイイし、ユーモアやちょっと外した感じのバランスなど、今そのまま使っても昨今のこういった作風のイラストでそれを超えるものってなかなかないのでは、と思えるほど。色だけじゃなく、画面内のモチーフや人物の表情とかもうホント見始めたらキリがないくらい。
展示の最後に写真撮影可のプレイスペースがあって、子供たちがメアリー・ブレアの絵柄のブロックを積んで遊んでいました。壁にはレモネードガールがデザインされたQRコード。アクセスすると携帯待ち受けなどがダウンロードできる公式サイトへ。


展示はメアリーの作品以外にも関連した作品等も展示してあったこともありボリュームがすごくて、僕は美術館に行くとたいてい興味のないものはほとんど見ないで素通りしてしまうのですが、それでも1時間30分かかって回りました。だいたい1時間かかってみたらボリューム多いなぁって思うので、今回は本当にお腹いっぱいって感じでした。特に最後の方はもう流してみたような部分もあり、それでもこの満足感なのでいかにボリュームのあった展覧会だったかわかります。この後に伊藤公象展とMOTコレクション夏の遊び場展が控えているにもかかわらず・・・。
ということで、メアリー・ブレア展に関しては特にイラストレーターの方に強く勧めたいと思います。あの色使いは絶対見ておいて損はないと思います。そういう目線で見なくても単純にカワイイし、綺麗だし、他の方ももちろん楽しめると思います。伊藤公象展等については次回の更新で・・・。


